Open IDとは何者でしょうか。メールやblog、写真共有等インターネット上には様々なサービスが提供されており、多くは無償で利用することができます。Googleのように一つのサービスプロバイダが同時に各種サービスを提供する場合は同じIDでログインできるものもありますが、通常はサービスプロバイダが異なるごとに別のIDが必要になります。これは、別々のID/Passwordをそれぞれ覚えなければならないという煩雑さ。あるいは、覚えるのが面倒なので同じID/Passwordにするといったセキュリティ上の課題も発生します。Open IDはこれを解決するための一つの方法になります。
OpenIDとは、webサイトのURL形式で構成されたユーザの身元確認をするためのIDです。(略)OpenIDの最も重要な部分は「認証すること(URLの所有者であることを証明すること)」です。
仕組みは以下の通りです。
登場人物を以下に整理します。
・OpenID認証サーバ
OpenIDを発行し、要求に応じてそれを認証する役割を担います。AOLやBlogge、Flickrといったサイトが提供しています。自分で構築することも可能です。
・OpenID対応サービス
OpenIDを使ってログイン可能なサイトで、現在では多くのインターネットサービスでOpenID対応を謳っています。
では、実際に自分が持っているOpen ID(Bloggerにより発行)を使ってPlaceEngineというサイトにログインしてみます。
1. ログイン画面でOpenIDを入力します
2. 認証サーバ(この場合はBlogger)のログイン画面に遷移します
3. 認証サーバにログインID/Passwordを入力して完了です
OpenID対応のサイトはこれからもどんどん増えてくると予想されます。この仕組みを考えた人はすごく賢いなーと感じました。
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