先日(1/16)、OracleがBEAを85億ドルで買収することで合意したとの報道が流れた。今後ソフトウェアの世界は再編・統合が加速し、MISO(Microsoft, IBM, SAP, Oracle)と呼ばれるBig4 + Googleを加えた5社に集約されていくとの見方がある。
ただし、従来のテクノロジの延長線上にない斬新なイノベーションは、このような大企業からは生まれてこないのだと思う(イノベーションのジレンマ)。イノベーションは引き続き新興企業から起こってくるのは変わらないはず。最終的にBig4+1に集約されることになるかもしれないが。従って新興企業はその拡大期に独立ベンダーとしての地位を築こうとするのではなく、Big4 + 1に対して如何に高く売れるかというのが戦略になってくるかもしれない。
このような業界で働く自分にとって、Big4 + 1に買収された段階は「上がり」であってあまり面白みを感じない。新たなイノベーションの創造またはそのようなソリューションの展開に関わり続けて行きたいと思っている。
「米オラクルのBEA買収(中)“規模の経済”を追求」 日刊工業新聞
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